2024年3月16日、イオンシネマを運営するイオンエンターテイメントが
映画館を利用した来館客に対し、従業員が不適切な発言したとして謝罪文を発表しました。
ニュースの概要
2024年3月16日、イオンシネマを運営するイオンエンターテイメントが
映画館を利用した来館客に対し、従業員が不適切な発言したとして謝罪文を発表しました。
イオンシネマを利用した車椅子の女性客が、映画鑑賞後に、スタッフから
今後は別の劇場を利用するよう伝えられた、という趣旨のSNS投稿をしたところ、
イオンシネマ側の対応をめぐって論争が起こっているようです。
イオンエンターテイメントは、
「弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び」と題する文書を発表しています。
イオンシネマシアタス調布のグランシアターで、来館客の映画鑑賞後、
従業員が移動の手伝いをする際に不適切な発言をしたことが判明したと報告し
「楽しみに当劇場にお越しいただいたにも関わらず、不適切な対応により大変不快なお思いをさせてしまいました」
と述べ謝罪しています。
イオンエンターテイメントは今回の件を重く受け止め、
「従業員へのお客様対応の教育再徹底と再発防止策を講じると共に、設備の改善を進め、お客さまの信頼回復に努めて参ります」
としているそうです。
2024年4月1日からの改正障害者差別解消法施行により、障害のある人への合理的配慮の提供が企業や店舗などの事業者に義務づけられています。
車椅子インフルエンサーの投稿
このSNS投稿をした女性は、車椅子インフルエンサーとして活動しているということです。
女性はイオンシネマシアタス調布のグランシアターで
映画を鑑賞した際の出来事について以下のような内容でX投稿しています。
女性はグランシアターのプレミアムシートで映画を鑑賞していたようです。
そして終了後に支配人みたいな人から、
手伝えるスタッフも時間があるわけではないので、今後は他の劇場を利用してもらいたい
という旨の案内をうけたそうです。
女性は過去にも同じ場所で映画を鑑賞したことがあるそうで、
その時はスタッフ2人が手を貸してくれたことも明かしています。
今回、他の劇場を勧められたことについて女性は
「否定をされている気持ちになり、もう来れない現実を押し付けられているようにしか感じられず、ただただ悔しいまま劇場を去りました。」
としています。
車椅子インフルエンサーは誰?
このSNS投稿をした車椅子インフルエンサーは、中嶋涼子さんという37歳の女性です。
中嶋涼子さんは、9歳の時に横断性脊髄炎にかかり、その後は車椅子で生活されているそうです。
イオンシネマの謝罪文
【弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び】 pic.twitter.com/8e8tc5DY9M
— イオンシネマ【公式】 (@AEON_CINEMA) March 16, 2024
世間の声
これならイオンシネマの方の対応間違ってないね
— 心音 (@kokone_2951) March 16, 2024
やってもらって当たり前はダメだよね
イオンシネマの車椅子問題
— 人生楽しく (@Lifeheaven111) March 17, 2024
車椅子ゾーンじゃなくプレミアムシートで見たいというなら介助者を自分で連れていくのが筋なのでは?
どうやって運ぶのかは分からないが、これはサービスの過剰要求に思える
人として互助は当然だが、素人のスタッフが転倒して本人やスタッフに怪我があったらどうするんだ?
イオンシネマの件で思うことは、プレミアムシートの代金に車椅子介助、移乗のサービスは入っていないってことで。
— さとみ(やきのり) (@satomi_yakinori) March 17, 2024
サービスに含まれない部分に、契約上の義務や、これ重要なことなんだけど責任は発生しない。
つまり購入者の自己責任になるわけで。
望むサービスが受けられないのは自己責任になる。
イオンシネマで車椅子を女性スタッフに何回も担いでもらった人の件について。先日JAL便で那覇から石垣空港行きの航空機まで車いすを押してもらい、地上係員が後ろについてたのに車椅子が横転し、その衝撃で神経をやられ、今も手のしびれが治らない障害者の私から言いたいことがいくつかあります。 https://t.co/xFaDI8PIlL
— くり からん | 楽しむ病人生活 (@imeyun_kana) March 16, 2024
「すごい悲しかった」 と言う思いをポストしたのですよね。
世知辛いですな…
私祖母と車椅子で映画見に行くけど、毎回車椅子から降りて、椅子にうつり変わってるよ
でも係の人に頼んだ事は無い、全部私がやって来たよ、それが普通だと思ってた。
介助者が居ないと厳しいなら、ガイドヘルパーとか使えなかったんかな??
程度によるけど、映画館の人も大変なんだと思うよ。
単なる我が儘じゃん。
これでもし事故が起きたらどうするんだ。
女性スタッフにはそんな資格も経験もないのに
そのとおりなんだけど
車いす席だけじゃなくて他の好きな席で見たい!って気持ちも理解は出来るんだよなぁ
海外では普通に周りの方が手伝う光景。
日本は分離教育の影響でちょっとしたお手伝いが大事になる。
車椅子の方もイオンの方も辛いだろうな
事前に確認必要です。
めちゃくちゃ危ない
やってもらって当たり前、精神が気に食わん
映画スタッフの人が介護福祉士の資格を持ってるとでも?
下手なことして怪我させたらそれこそ映画会社としての信頼を失って倒産というパターンもあり得る
これはただの親切心だけでどうにかなる問題じゃないよ
お互いリスクを抱えたくないでしょ