佐々木朗希の家族構成や父母の職業は?震災を乗り越えた親子愛!壮絶な生い立ちとは?

令和の怪物

まさに、その異名がピッタリの怪物級の投手。

プロ野球シーズン28年ぶり、令和では最初の完全試合を達成し、2023年WBCでは、日本の世界一の貢献。

これからの日本の、いや世界の野球界を代表する選手になるであろう佐々木朗希選手

今回の記事では、そんな佐々木朗希選手の生い立ちや家族構成を深堀りしていこうと思います。

輝かしい選手人生の陰に隠された、壮絶な経験が…

佐々木朗希選手の、家族の物語、生い立ちをまとめましたので最後まで見て行ってくださいね。

佐々木朗希プロフィール

引用:full-count

名前       :佐々木朗希
生年月日     :2001年11月3日
出身地      :岩手県陸前高田市
血液型      :O型
身長       :190cm
体重       :85kg
投打       :右投げ右打
好きなアーティスト:あいみょん
経歴       :大船渡高校-千葉ロッテマリーンズ(2020,ドラフト1位)

高身長から振り投げ下ろされる最速165キロのストレートが魅力的ですよね!

2020年に、日本中から注目されてドラフト1位で千葉ロッテマリーンズ入団しました。

出身高校も、さぞ強豪校に通っていたのだろうな…と思われがちですが、意外にも佐々木選手は地元の公立高校
に進学
しているんです。

なぜ、これほどの選手が、言い方が悪くなるかもしれないが地元の弱小校に進学したのか、

それは、彼の経験がそうさせているんです。

まずは、そんな佐々木朗希選手の家族構成をみていきましょう。

佐々木朗希 家族構成

父親 功太さん (享年37歳)
母親 陽子さん
兄  琉希さん (3歳上)
佐々木朗希選手
弟  怜希さん (4歳下)

上記の通り、佐々木朗希選手は5人家族のようです。

しかし、父親享年とさせていただいています。

佐々木朗希選手は、なぜ父親を亡くしてしまったのか

佐々木選手の生い立ちを紹介していきます。

佐々木朗希の壮絶な人生

引用:朝日新聞デジタル

岩手県陸前高田市に生まれた佐々木選手は、幼少期から活発な子供だったそうです。

そんな佐々木選手が野球に出会ったのが、小学校3年生の時、地元の高田野球スポーツ少年団で野球を始めたようですね。

その年、2010年11月は、現在佐々木選手が在籍している千葉ロッテマリーンズが日本一になった年なんです。

これも何かの運命だったのでしょうか。

その約4ヶ月後、悲劇が東北を襲います

引用:朝日新聞デジタル



2011年3月11日 東日本大震災発生

この地震の津波被害で佐々木朗希選手は、父親と祖父母をなくします

その後、母親の親戚がいる大船渡市に転居します。

転居先の野球チームで、佐々木朗希選手は千葉ロッテマリーンズ主催の試合で、千葉ロッテの本拠地でもあるZOZOマリンスタジアムマウンドに上がります

ここでも千葉ロッテマリーンズと繋がりがあったんですね。

そして、そのまま地元の中学校に進学するのですが、中学時代から並外れた球速を出していた佐々木選手。

身体が急激な成長に追いつかず、常に慢性的な怪我を負っていたのだとか。

しかし中学の県選抜に選ばれた際には、自己最速141キロを出し、さらに注目され、数多の強豪校からスカウトを受けます

ところが佐々木朗希選手は、地元のチームメイトとこんな約束をしていたんです。

地元の高校に進学して野球で被災地を盛り上げよう

この約束を守るため、数多のスカウトを断り、地元の高校岩手県立大船渡高等学校へ進学します。

高校でさらに成長した佐々木選手は、非公式記録ではありますが、高校生最速記録163キロを計測するんです。

これには、日本の野球ファンのみならず世界の野球ファンが注目しました。

引用:NumberWeb

しかし、注目されることが悪い方向へと向かってしまいます。

佐々木選手の注目度が高まる中、迎えた3年最後の夏、

順調に予選を勝ち進み、気がつけばあと一勝で甲子園というところまで来たところで、

当時の大船渡高校野球部監督である國保陽平(こくぼ ようへい)監督の、ある英断が全国から賛否の対象へと変わってしまいます

故障防止のため、決勝には朗希は出場させない

強豪校に比べ、選手層が薄い公立校である大船渡高校。

決勝までの戦いも、全て佐々木選手が1人で投げ抜きバッターでは4番を張っています。

そして、もし決勝を勝とうものならば、甲子園へとさらに連投が続いてしまう

これからの野球界を背負うであろう選手をこんなところで潰してはいけない…

この監督の想いを汲み取った佐々木選手は決勝には登板しませんでした

佐々木選手を欠いたチームは、相手に大きく点差を開かれていき、

その様子を泣きながらベンチで応援する佐々木選手

この監督の決断はファンのみならず、プロ野球OBなどにも批判され大きな社会問題となりました

引用:産経新聞

確かに、佐々木朗希を甲子園で見たかった…

私自身もそう思いましたが、それは國保監督も同じだったのではないでしょうか。

その気持ちがあるにも関わらず、出場させないという行動に、想像を絶する覚悟が必要だったと感じます。

その後、佐々木選手はプロ志望届を提出し、今まで何かと繋がりがあった千葉ロッテマリーンズに入団することになります。

どんな場面でも物怖じしない佐々木選手、

一見ポーカーフェイスに見えますが、壮絶な経験をしたことを考えると、

その表情は常人には計り知れない覚悟を表しているのかもしれません。

父親は地元の人気者!葬儀屋さん勤務だった!

引用:Twitter

佐々木朗希選手の父、功太さんは地元で葬儀屋さんとして働いていたそうです。

とても明るい人柄で、いつも円の中心にいて地元陸前高田の多くの人に愛されていた人だったそうです

そして、意外にも野球経験はなく、バスケットボールをしていたらしく身長も180cm超え!

そんな功太さんは、毎日のように息子たちのキャッチボールの相手をしていたそうです

佐々木選手の豪速球の礎は父親の功太さんだったんですね。

そんな、お父さんとの日々があったからこそ、あの様な経験の後にも、野球を辞めなかったのかもしれません

素敵なお父さんだったのでしょうね。

功太さんが、今の佐々木朗希選手を見たら、嬉しくて嬉しくて嬉しいんでしょうね…

母親は超美人!震災後女手一つで家族を支え続けた

引用:女性自身

母親陽子さんは、震災後、陽子さん自身の親戚が大船渡市にいたこともあり、同市に転居。

職業は保険の営業をしているらしいです。

震災直後、夫をなくし悲しみに暮れる中、仮設住宅で毎日涙を流しながらも息子3人をしっかり育て上げるなんて、陽子さんは凄すぎます。

性格は、父親の功太さん同様、明るく気さくで天然な方なんだとか

そして画像を見てもおわかりのとおり、とても美人ですよね!

ドラフト直後はテレビに露出する機会があったので、ファンの間ではその美貌が話題になったようです。

気さくで明るく、包み込むような安心感を画像からも感じますね。

兄弟は共に野球エリートで朗希の名付け親?

引用元:Twitter

兄の琉希さん(3歳上)と弟の怜希さん(4歳下)の3人兄弟。

兄・琉希は父親代わりに

兄の琉希さんは佐々木朗希選手と同じ大船渡高校に進学しており、4番を任されるなど野球が上手かったようです

そして、父親を亡くした後は、琉希さんが父親代わりだったそう

長男である琉希さんは父親の功太さんに厳しく育てられたらしく、野球に打ち込む朗希さんにも決して甘やかすことはなかったみたいなんです。

注目されていた朗希さんに対しても「全然大したことない!」と奮起させ、野球にさらに打ち込ませたのだとか。

そして、朗希さんの名付け親も兄の琉希さんなんです!

琉希さんは幼少期「百獣戦隊ガオレンジャー」が大好きだったそうで

番組に登場する狼鬼(ロウキ)というキャラクターの名前を産まれてくる弟につけてほしいと親にお願いしたらしいんです。

さすがに、同じ漢字は難しいので「朗希」として、お兄ちゃんの意見を受け入れたんですね。

弟・怜希も大船渡高校野球部

引用元:スポニチ

弟の怜希さんも、兄2人と同じ大船渡高校野球をしていたそうです。

ポジションは高校2年秋から投手に挑戦しており、その実力も注目されているようです。

最速は140キロ序盤ではあるものの、ゆったりした投球フォームから伸びのあるストレート、大きく曲がるスライダーと、プロ野球スカウトの目から見ても佐々木朗希の弟というわけでなく、今後さらに伸び代を感じる注目選手のようです!

性格は実直で、結果が伴わなくても決して言い訳をしないという素晴らしい人間性なんだとか。

3兄弟全員が野球エリートなのが凄すぎですね!

今後は大学でさらに実力を伸ばし、兄弟揃ってプロ野球選手なんてこともあるかもしれませんよ。

まとめ

佐々木朗希選手の壮絶な生い立ち、そして、それを一緒に支えて行った家族の物語はいかがでしたでしょうか?

震災で家族をなくし、それでもその悲しみを家族で乗り越え、野球でも、注目されるがゆえの苦しみを味わったが、素晴らしい指導者の方に導かれ、今の活躍がある佐々木朗希選手。

佐々木選手の強さには、震災での悲しみだけではく、家族全員で乗り越えていった愛、周りの人の支えがそうさせているのだなと実感しました。

私自身、この記事を書いていて、さらに深く、佐々木選手のファンになってしまいました。

今後、日本球界だけの活躍に留まらないであろう佐々木選手の動向に、目が離せませんね!

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