東京メトロに1億円の賠償金提訴?駅トイレで男性死亡7時間後に発見・・・なぜ?

2021年6月7日、東京メトロの駅のトイレ内で会社員男性がくも膜下出血で倒れているのが見つかり、

そのあと死亡が確認されています。

この死亡事故について

男性の遺族が東京メトロに1億円超えの賠償金を提訴したとのことですが、

一体なにがあったのでしょうか?

東京メトロ日比谷線 八丁堀駅の多機能トイレ内で会社員男性(当時52歳)がくも膜下出血を発症。

約7時間後に警備員に発見され病院に搬送されましたが、死亡が確認されたとのことです。

この一件について、駅側の対処が遅れたことが原因なのではないかと

和歌山市在住の遺族が東京メトロに

約1億700万円の損害賠償を求め、

和歌山地裁に提訴していたことがわかりました。

引用:讀賣新聞オンライン

東京メトロは、訴訟に対して

「男性の死亡と当社の対応に因果関係はない」と争う姿勢を示しています。

死亡事故があったのは2021年6月7日、遺族が提訴したのは2023年9月29日付だそうです。

男性の死亡事故が起きた駅というのが

日比谷線八丁堀駅です。

東京都中央区にあり、八丁堀を通る日比谷線は地下鉄で駅自体、地下にあります。

引用:東京メトロ
引用:Wikipedia

私も利用したことがあるのですが、駅内はそれほど広くなく、それなのに通勤者は多くて・・・

この八丁堀駅を利用した乗り換えなどで

常に人通りが多い印象があります。

話は戻りますが、なぜそんなところで事故が起きたのでしょうか?

まずこちらが実際の事故現場、八丁堀駅のトイレです。↓

引用:讀賣新聞オンライン

人が一定時間滞在すると感知して通報する装置というのが設置されていましたが、

点検が不十分で作動しなかったといいます。

引用:讀賣新聞オンライン

多機能トイレには一般的に

押すと駅事務室に異常を知らせる非常ボタン

30分以上の在室を検知すると自動で駅事務室に通知する通報装置があるという。

しかし、非常ボタンはブレーカーが切れて電源が入っていなかった

通報装置はトイレと事務室をつなぐケーブルがそもそも敷設されていなかったそうです。

事故を受け東京メトロは2022年、

多機能トイレの完成時に非常ボタンや通報装置の動作を確認すること、

定期検査も実施するとした再発防止策を公表しました。

男性の死因は病死で、非常ボタンを押したのかどうか発見の遅れと死亡との因果関係は今のところ不明ですが、

東京メトロは「亡くなられたお客様に、心よりお悔やみ申し上げます」と謝罪しています。

会社に全部どうにかしろ、とか、人の命が、とか、とても難しい問題だなぁと、かといい人と人とが目配りしてもトラブルに繋がる事もあるので、悲しいけれど、それを受け止める力と、メトロはせめて配線繋げて、ブレーカー上げるぐらいはしていて、タラレバとただの野次馬ですが。

この場合発症の度合いが致死性であったかどうかだと思うけど、電源が入ってないのはそれ以上に論外かなとは思う。 致死性は発症したその瞬間で心肺停止状態に陥るので救命は困難ですから、裁判での争点はここになるだろうな。

設置義務はない訳ですし、メトロ側に責任を問うのは筋違いなんじゃないですかね。不幸な事故ですし誰かに責を問いただしたい気持ちは分からないでもありませんがこれはちょっと違うと思いますね。

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